> Photon Cloud/Photon Serverの違い
[Photon Cloud] Photon Cloudとは
「Photon Cloud」は、ExitGamesが開発したネットワークのマルチプレイヤー、マッチメイキングなどを手軽に実装できるエンジンです。
Unity Asset Storeから必要なAssetを購入できます。
無料版では、同時に20CCUまでアクセスできます。
接続の自動化
マルチプレイでゲームをする場合、
実装上ではどこかにサーバーを立ててそこのどのURLにアクセスして、、、とかの情報の指定が必要なのですが、Photon Cloudではこの部分を自動化してつないでくれます。
ユーザーから見ると、
- XXXXというゲームを開始
- ゲーム内のある条件に合うグループに参加
のような手順だけでOKです。簡単ですね。
開発者がPhoton Cloudを使う場合は、ほぼこれと同じ感覚で
- XXXXというゲームを作った。Photon Cloudの自分のアプリケーションIDを指定
- ゲーム内のある条件に合うグループ(Room)を作成し、ユーザーを参加させる
みたいに、バックグラウンドにどのようなサーバーがあってどのように接続させる、を意識することなく実装できます。
個々の大きなくくりを管理するMaster Server、その子のGame Serverと呼ばれるサーバーが存在します。
そのあたりの分散は、デベロッパ側は意識する必要はありません。
Client(ユーザー)はMain Server上にあるLobbyに参加(join)し、用意されたRoomに入ることになります。
マッチメイキングとは?
FPSなどのシューティングというかアクション的なゲームの場合は、
ユーザーによってうまい/ヘタ(というと語弊がありますが)があります。
各レベルに合わせた場所に参加させる、というのがよく言われるマッチメイキングではあります。
Photon Cloudでは「Room」という部屋を用意して、ユーザーに(もしくはスクリプトで自動で)指定のRoomに参加させることができます。
複数のRoomを用意した場合に、適切な部屋に参加させる(マッチメイキング)実装ができます。ランダムにRoomに案内することも可。
CCUとは?
CCU(Concurrent Users)とは、同時に接続できるユーザー数を表しています。
複数同時テストするような場合は、WebブラウザでUnityアプリを実行/複数端末で実行、
というのもそれぞれ1つを消費。
無料プランでは、20 CCUまで。
http://photoncloud.jp/pricing/
を参照。
MAUとは?
MAU(Monthly Active Users)とは、月間での利用ユーザー数を表しています。
無料プランでは、4,000 MAUまで。
ユーザー数というよりも接続数?これはまだ未確認。
参考のドキュメント
Photon Realtime Docs
http://doc.exitgames.com/ja/realtime/current/getting-started/realtime-intro
Photon PUN Docs
http://doc.exitgames.com/ja/pun/current/getting-started/pun-intro
↓「Photon Unity Networking リファレンス」が網羅したリファレンスとして一番分かりやすいかもしれません(日本語)。
http://photoncloud.jp/pdf/PhotonNetwork-Documentation_ja.pdf
> Photon Cloud/Photon Serverの違い
最終更新時間:2014年04月27日 22時33分36秒