Androidにプログラムを送る
Unity 4.1.2あたりでanrdoid/iOS向けのUnityのBasic版が無料になりました。
ここでは、Android版のUnityアプリをインストールする方法を説明します。
なお、Unity 4.1.2-4.1.3あたりでは「Android SDK rev.21」である必要があります(2013/06/02現在)。
rev.22にすると、Unityでのanrdoidアプリとしてのビルドに失敗します。
Unity 4.3ではOK。
Bundle Identifierの変更
android出力のビルド時に「Bundle Identifier has not been set up correctly」のように出ることがあります。
この場合はメインメニューの「Edit」-「Project Settings」-「Player」を選択。
Player SettingsのInspectorウィンドウで、androidのタブを選択。
「Other Settings」の「Bundle Identifier」を任意のプロダクト名に変更します。
ハイフンは使えません。
このサイトのURLなら「jp.ne.ft_lab.xxxx」みたいな感じに指定。
これでうまくビルドできるようになると思います。
なお、Bundle Identifierがユニークな名前でないと、android上でプロジェクト名が違ったとしても
複数のアプリを入れることはできません(上書きされてしまう)。
ビルドする
メインメニューの「File」-「Build Setting」を選択し、PlatformでAndroidを選んでから「Build」ボタンを押します。
apkファイルを出力するファイルダイアログでapkファイル名を指定。
途中で、android SDKのインストールフォルダ指定を聞かれた場合は、
C:\WinApp\google\androidSDK\adt-bundle-windows-x86_64\sdk
のように指定(インストール環境により変更のこと)。
これは「Edit」-「Preferences」のPreferencesウィンドウでの「External Tools」の「Android SDK Location」で指定を確認/変更できます。
これで、apkファイルが出力されます。
Android端末にインストール (Windowsから)
作成したapkファイルを「helloWorld.apk」とし、これをAndroid端末にインストールします。
USBでパソコンとandroid端末をつなぐ
この際に、Adnroid側の開発設定で「USBデバッグ」をOnにするようにします。
androidインストールフォルダにhelloWorld.apkをコピー
ここでは、「C:\WinApp\google\adt-bundle-windows-x86_64\sdk」にSDKがインストールされているとします。
ここの「sdk\platform-tools」にhelloWorld.apkをコピー。
同じフォルダに「adb.exe」があるのを確認してください。
バッチの作成
install.batのようなファイルを同じフォルダ内に作成。
adb install -r helloWorld.apk pause
バッチの実行
コマンドラインより「C:\WinApp\adt-bundle-windows-x86_64\sdk\platform-tools」に移動。
「install.bat」を実行。
しばらく待ち、successと出ると成功です。
これで、Android側にインストールされたプログラムがアプリ一覧に存在し実行を確認できます。
ダイレクトに実行
Unityメインメニューの「File」-「Build & Run」を選択すると、ダイレクトにandroid実機に送って実行できます。
最終更新時間:2014年01月16日 11時56分38秒