ウィンドウの説明_Flash
ウィンドウの説明
で、Flashでドキュメントを生成したものの、大量のウィンドウが表示されてまず戸惑うかと思います。
簡単にですが、よく使われる基本的なウィンドウについて説明していきます。
ウィンドウの配置は自由に変えることができます。ドキュメントウィンドウをメインにして他のウィンドウと関連付けることになると思いますので、真ん中で堅苦しく鎮座しているドキュメント部分を見やすいようにしてみてください。
ドキュメント部
ここに、図形を描画します。すべてはここから始まります。
ツール
描画する手段として、ライン・円・塗りつぶし・文字描画などのアイテムをアイコンより選択します。このあたりは、他のドロー系ツールと同じですね。
ただ、FlashはPhotoShopライク(ペイント系)ではなくIllustratorライク(ドロー系)であるということに注意してください。
ラインを引いたり円を描いたり、といった情報はベクトルデータとして表現されます。ですので、複雑な描画を行う場合は処理が重くなる可能性があります。(ただし、そんな場合はBitmap画像を直接貼り付ける、といったこともできますので臨機応変に)
タイムライン
アニメーションをさせる場合のアクションを「フレーム」と「キーフレーム」により表現します。
「フレーム」は、ドキュメントの作成で指定したフレームレートの1つ分のフレームに相当します。
ここに「キーフレーム」として、キーとなるフレームを配置していき、キーフレームの間を結びつけることで滑らかなアニメーションを行うことになります。
アクション
たぶん、プログラムが苦手な方が一番悩むところはここになるかと思います。「ActionScript」という言語を使用することで、個々の画像を動かしたりプログラムでゲームのような表現をする、といった、より豊かな表現を行うことができるようになります。
ここの「アクション」では、ActionScriptによってフレームごと・画像(ムービークリップ)ごとに独自の動きをつけます。ActioScriptはJavaに似たスクリプト言語です。
プロパティ
個々の画像(ムービークリップ・画像)の名前・サイズや色情報・透明度などを閲覧・変更します。また、キーフレーム間を滑らかにつなぐ場合などにも参照します。
色選択
描画時の色を指定・変更します。
ライブラリ
画像・ムービークリップ・ボタンはグルーピングしてまとめることができ、そのまとめたものを「ライブラリ」として列挙します。これは、より凝ったムービーを作る場合には頻繁に参照することになりますので常に見える位置に出しておくことをお勧めします。
また、ライブラリ内でフォルダを作り、分類して整理することができます。
Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.