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独り言日記(2008/08)

独り言日記

本棚のレンダリング(2008/08/26)

レンダリングというよりも配置テスト。3パターンの本棚を用意して適当に置いてます。

全部で49000三角形ほどで、テクスチャは背景のhdrをのぞいて1枚だけです。テクスチャはもっと汚したほうがいいですね。作りこみ次第では割とそれっぽくなるかもしれない。

本棚のモデリング(2008/08/25)

本棚+複数の本をひとつのマテリアルに含めるようにしてモデリング。

右端にある7冊の本が雛形です(形状は同じもので背表紙のテクスチャを変えてます)。後はひたすら本棚に本を並べる作業の繰り返しです。

テクスチャは以下な感じ(実際は512 x 512 pixelです)。

複数の棚のバリエーションを持たせれば、あとは配置でそれっぽくなりそうではあります。1つの棚で本付きで3200 〜 3900三角形ほど(格納する本の数によって多少増減)。これだと軽くいけそうです。

本棚のモデリングに向けて(2008/08/23)

ちょっと帰省で大阪にいます。あいにく雨なんで息抜きにモデリングを進めることに。テクスチャの都合があるので(1枚に収めたい)、メタセコで。

「古い本が置かれた本棚」なんですが、その前に古い本の資料を。

携帯カメラで撮影したものですが、縦と横に1ピクセルのノイズが発生するようになりました。カメラ機能壊れたのかなぁ、今年買ったところなのに。これ、実家の本棚です。うちの父親の昔々に買っていた書籍類なんですが古いのは50年以上前のものもあります。

書籍の一部キャプチャ。旧字体が混じってますねぇ。この時代は小文字の「つ」がなかったのか・・・。

ん〜、でも古い本だとあまり装飾が派手なのはないようですので、背表紙をプログラムで自動生成できないものかな。手垢や紙の劣化も再現できると面白いかもしれない。さすがに何十冊分もテクスチャを作るのは厳しいので(何よりもテクスチャリソースを消費してしまう)ある程度でリピートさせると思いますが、近寄ってみると意外と同じような(題名だけ変えて、とか)本はないんですよね。

ノスタルジーモデリング第二段は、大量の本がある書斎を予定してます(レンダラの実験もかねて)。

東京に戻ったら再び忙しくなるので、今しかオブジェクト含む素材作成の時間が取れないんすよね〜、ということで合間合間ですすめていくことにします。

続・レンダリング画像を投稿してみた(2008/08/21)

Shade Home Designのギャラリーに投稿しました。

http://shade-lounge.e-frontier.co.jp/modules/myalbum0/photo.php?lid=108&cid=1

同一シーンですが視点を変えたりテクスチャ入れ替えたり、hdrの露出を上げたりしたものです。hdrとユーザ定義形状作成(これはShadeにて)以外は全部ShadeHomeDesignで完結させてます。大部分のテクスチャはShadeHomeDesignのものですが、テクスチャの質が割とよくてフォトリアルっぽくなりました。それ以外のテクスチャや背景(hdr)は自社撮影のもの(といっても4つくらいのテクスチャだけ)。

しかし、ShadeHomeDesignでさくっと配置してGoできるのは楽です。けど、これくらいのシーンからShadeHomeDesignもShadeも重くなってきます。保存から独自ファイル形式への出力で1時間以上もかかってしまう・・・。たぶんテクスチャをまとめるともっと軽くなるのかなぁ。

後、以前作っていた本が格納された本棚は本1つ1つにテクスチャを与えるとちと厳しいですので、ゲームライクに1枚のテクスチャにすべて納めてしまうとマシになりそうではあります。めざせ、某文化財の邸宅っぽい書斎、です。和の研究のため最近見に行きました。圧巻でしたねぇ。とてもじゃないけどこりゃ私程度の腕じゃCG化できんわ、といった深さがありました。

ノートPC(2008/08/21)

自宅ではもう5年以上、古いVAIOノートをメインマシンとして使ってるのですが、ハードディスクもパンパンになってきてる&そろそろCoreDuoマシンが手元にほしい、という物欲が出てきました。

で、今はノートもCoreDuoになってきてるんですね。浦島太郎状態です。いろいろ調べた結果、MacBookの一番安いやつがよさそうなのでこれで決めてしまおうと思ってます。OSはぶっちゃけなんでもいい、というよりもOS Xでも十分プログラムはできるし、Mac対応したいプロジェクトがいろいろあるので、セカンドマシンはMacがいいなと。

来月あたり買いに行くことにしよう。後、古いiMacやeMac/Athlonマシンなど、処分しないと。ぜんぜん触ってないから場所とって仕方がないです。ただ、パソコンを処分したことがないので(2003年以降はPCリサイクルでややこしいんすよね)一気に処分お願いしようかな。自宅に5台分ほど過去の遺物が・・・(うち3台は起動すらしない)。基盤も入れると+2くらい。

メーカーものじゃないものは、PC3Rというところで頼むといいらしい。

http://www.pc3r.jp/index.html

メーカーものはAppleとSonyのものだけ(後は自作マシン)。でも、回収してもらうだけで数万円飛びそうな予感・・・・(「PCリサイクルマーク」なんてない時代のものばかり)。

レンダリング画像を投稿してみた(2008/08/17)

http://shade-lounge.e-frontier.co.jp/modules/myalbum0/photo.php?lid=102&cid=1

に最近レンダリングしていた画像を投稿してみました。大部分はShade Home Designに助けられているのでここがいいかなということで。レンダラだけ別ですが規約に反してはいないのでOKでしょう(^_^;;。全体的に暗過ぎたかなという気が。背景の露出を上げると部屋にももう少し光が入ってくるのですが、背景画像が白飛びしてしまいますので現在の結果でFixとしました。レンダラではIBLと背景色は分離できる(露出調整も分けて行える)ようになってるので、IBLのみ露出を上げてもよかったかもしれない。

後、同一シーンにて廊下に出た構図もレンダリング中ですのでこれも投稿予定です。

本日はかなり涼しいのですが、雨が大降りになってきました。帰れるかなぁ。というかこの雨じゃあ晩飯すら食いにいけない・・・。

小物作り(2008/08/15)

Shadeホームデザインのユーザ形状としての小物が以下な感じで増えてきました。

本棚にはあらかじめ本を格納した状態で1つとしたほうが楽な感じです。

しかし、Shade形式にエクスポートしたときにマスターイメージ・マスターサーフェースがすべて独立化されるのはなんとかしてほしいなぁ。元の小物のshdでせっかくまとめていてもばらばらに展開されてしまいます。この本棚1つで軽く150テクスチャ超えるのは厳しい(^_^;;。本のたくさんある図書館っぽい書斎を作ろうかと妄想してたのですが・・・。あと、Shade上ではマテリアル調整以外は極力何もしないというコンセプトでやってるので(というのもオブジェクト数が増えるとブラウザ操作が重くてちと作業にならないというのと図形ウィンドウのワイヤーフレームでどれがどれか分からないくらい入り組んでしまうので)、これだとすぐにメモリの限界にぶち当たりそうではあります。

後、Shade上で500個くらいのマスターイメージをまとめて削除しようとしたらメモリ不足ということではじかれてしまいました。なんでだ(^_^;;。Shade 10.0.3でもブラウザでコピーや削除を繰り返してるとなんか不安定になりますね。また原因がつかめたら報告しよう。どうもUNDO処理でリークする動きをしてるような・・・。

Larrabee(2008/08/14)

いまいち技術的なものを追いかけるのから遠ざかっていたのですが、ちょっと期待していたLarrabeeの記事が以下に出てました。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/13/siggraph02/index.html

で「A-Buffer」という単語が出てきてます。DirectX11でもうんぬんかんぬんは以下のに説明がありました。

http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20070311/dx11.htm

ようは、ラスタライズ結果の色と奥行き情報(Z)をピクセル単位に複数持たせるようにして、後で並べ替えて合成、という単純な話です。昔、なんか実験したことがあるけどそうか、A-Bufferなる名前があるのか。とりあえず膨大なメモリに頼ってがさっと格納して単純なソートで並べ替えて合成だと、たしかに後処理自身はGPUが得意な単純計算の並列処理に置きかえれそうではあります。入力は複数・出力は1箇所、が従来のGPUであったのに対して、出力も複数なのがLarrabeeの特徴らしいのでそういうことだと分かるのですが、あくまでもラスタライズベースの話なのかなぁ。レイトレが扱えるのならわざわざA-Bufferは出てこないわけですし。いまいちどういう技術なのか見えない部分もあります。

最近オフライン関連ばかりの私としては、むしろマルチコアのものが16くらいになるほうがありがたいかも(これはすぐになるでしょうけど。IVR展とかでは16コアの数百万のものが展示されてましたが、まだまだ高嶺の花。こっちはCPU側の進化ではありますね)。でも、よく考えると膨大な計算が発生する3DCGやサウンド以外に使い道はあるのかどうか。思いっきりニッチっすなぁ。

Windows Update(2008/08/14)

またもやレンダリング中にWindows Updateの自動インストールとOS再起動がかかってレンダリングがパーになってしまいました。

正直困ってしまうので、レンダラでレジューム機能とレンダリング経過の自動保存機能をつけよう。ついこないだのカミナリでも瞬間停電したところもあったらしいので、OS再起動に限らず丸半日くらいのレンダリングが吹っ飛ぶのはちと怖いです(^_^;;。仕事場ではUPSついてるのでそのあたりは大丈夫ではあるのですが。

OS再起動に関しては、コントロールパネルから自動更新の自動はOffにできるのでとりあえずはそれで回避。

で、ただいま某所に出す予定のモノを最終レンダリング中です(1日タイムラグができてしまった(T_T)、OS再起動め・・・)。また告知します。と、レンダラ含めてシーンエディタなるものをこさえてるのですが、それに関しても近いうちに告知します。以前ちらっと日記に書いていたのもありますが、今回は本腰を入れて。最近はこれに集中してますねぇ。

時間のかかるシーン(2008/08/07)

光が逃げないシーンでは少ないサンプリング数(といっても数千サンプリング)でも時間がかかるのでテストとしてレンダリングしてみました。例によってShadeホームデザインでシーンを作って面光源だけShadeで配置して、そのまま独自レンダラに渡してます。マテリアルはいじってません。

Precision PWS490(Intel Xeon5110 1.6GHz(DualCore))/Mem2048MBのWinVista(64ビット)の環境にて。

↓5000sampling/pixelで69401秒(19.28時間)。

これは、壁で閉じている空間になってます。光源は天井の3つの面光源のみ。過去の日記の10000サンプリングとかのレンダリング画像と比較してもサンプリング数は上のシーンのほうが少ないのに明らかに時間がかかってます。

これは、閉じているシーン(背景に抜けないシーン)だと拡散反射や鏡面反射を繰り返す、といった場合にマックスまで反射回数を消費してしまう、というのが原因です。なんで、拡散反射は別途でカウントするなんてこともしているのですが(この場合は4。もちろんユーザサイドで回数調整できます)、それでも遅くなりますね。

視点からのレイシューティング時に一次レイで背景とぶつかる(交差しない)、または二次レイで背景とぶつかる(室外だとこの挙動をすることが多い)、それ以上の場合は遅くなる原因になりうる、ということになりそうです。この場合はシーンの複雑さ(ポリゴン数の多さ)ももちろん速度を左右するのですが、どっちかというと1レイにおける複数回の反射自身がボトルネックになります。ちなみに再帰処理を使わないレイトレースで行っても速度的には大差がありませんでした。なので、スタックうんぬんではなくて空間をトラバースするときの前計算とか、交差後の輝度計算とか、そんなところが累積されて重くなってるって感じですね。

ということで、室外にオブジェクトが置いてある+背景のhdrでシーンを構成しているときは速いのに、室内になると一気に速度ダウンしてしまう、という原因は理解しやすいかと思います。

ただ、室内で指向性のあるライトをおいた場合は、光源から光を追跡してキャッシュするというMLT的な最適化も出てくるわけですので「ならば速くしてやろう」という手段は残ってますね。

googleマップのストリートビュー(2008/08/06)

googleマップのストリートビューで、鮮明な映像がみれるので(東京は結構網羅されてる)真っ先に自分の家付近を見てみました。が、さすがに細い道には入れんわな、ということで我が家までは到達できてないなザマミロと思ってしまった(^_^;;。

いつも散歩で歩く道を追ってみたのですが、そのまんま歩いている気分で見ていけるのはすごいなぁ。技術っていうよりも財力にモノを言わしたような感じがなんというか、すげ〜です。

東京は工事が多いので時期的なことはだいたい予想できそうですが、ストリートビュー上ではまだ建設できてない建物もありますねぇ。面白いサービスではあるのですが、物議をかもし出しそうではあります。でも、店を持ってる方は宣伝に利用したりAPIでリアル観光案内とか将来できるとすると、幅は広がるかもしれないですね。いずれにせよ、いい意味でも悪い意味でも今後どういう展開になるか楽しみです。

ローポリ スーパーテクニック(2008/08/04)

メタセコでのローポリモデリングに関する情報がつまった「ローポリ スーパーテクニック」という本を買ってきました。以前ニコニコ動画でシャイニング・フォース イクサのメイキングがあがっていて(今もあるとは思いますが)、その出来に感嘆してしまってたのでこれは勉強になります。CD-ROMに製作経過のmqoデータがたくさんあり、見るだけでも役に立ちますね。しかし、2キャラの全身あわせて6000ポリちょっと、すごい職人技です。海賊屋さんの本はもう手に入らないので(これ、過去にかなり探したのですが結局見つからなかった)、ローポリ本では決定打になりそうな予感。

こっちはがんばってアイギスをまたチューンせねば。夏に遊ぶ予定だったペルソナ4はもう早々にクリアしてしまって、次はライドウ2待ちです(^_^;;。しかし、アトラスのゲームしかしてないな(汗)。

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.