ユーザ編集
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サーバにアクセスできるユーザは、「/home」ディレクトリ下に列挙されています。個々のディレクトリがユーザのホームとなります。ユーザの追加・削除は、root権限でログインして行うようにしてください。
ユーザの追加
useradd xxx
ユーザ「xxx」を追加します。このユーザはtelnetやsshからログインできるユーザです。サーバをいじられたくない場合は、
useradd -s /sbin/nologin xxx
とすることで(「-s /sbin/nologin」を追加しています)、FTPやメール限定のユーザとして登録されます。このユーザは、telnetなどでログインすることはできません。
このままではパスワード設定が効きませんので、
passwd xxx
として、指定ユーザのパスワード設定を行います。2回聞いてきますので、適切なパスワードを指定してあげます。これで、「/home」ディレクトリ下に追加したユーザ名のディレクトリが存在することを確認します。
useraddでのデフォルト値の確認
useraddの「-s」オプションはシェル情報の指定になります。コレを含めて、GROUP/HOME/INACTIVE/EXPORE/SHELL/SKELなどのデフォルト値がほしい場合、
useradd -D
とすることで一覧されます。
ここに
SHELL=/bin/bash
の記載があるとすると、
useradd xxx useradd -s /bin/bash xxx
とした両方共は同じ意味を表すことになります。
ユーザの削除
userdel xxx
として、指定のユーザxxxを削除します。
ユーザ設定の変更
ログイン不可にしたユーザをログイン可能にしたり、その逆を行ったりというのは「usermod」にて制御します。
ユーザ「xxx」をbashにてログインできるようにする。
usermod -s /bin/bash xxx
ユーザ「xxx」をログイン不可にする。
usermod -s /sbin/nologin xxx
Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.