トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

マウス操作_Flash

マウス操作

マウスの情報としては、「座標位置」と「マウスイベントの取得」の2種類があります。

座標位置の取得

これは簡単です。位置情報を取得したいところで、

mou_x = _root._xmouse;
mou_y = _root._ymouse;

とすると、(mou_x, mou_y)にマウス座標が返ります。座標値はドキュメント(シーン)の開始位置からの相対座標となります。

マウスイベントの取得

これは「キーボード情報取得」と同じく、オブジェクトとして「マウスリスナー」を作成し、これを「Mouse.addListener」にて登録することによりイベント取得処理を実現します。

mouseListener = new Object();

//マウスボタンが押された
mouseListener.onMouseDown = function() {
   mx = _root._xmouse;
   my = _root._ymouse;
}

//マウスボタンが離された
mouseListener.onMouseUp = function() {
   mx = _root._xmouse;
   my = _root._ymouse;
}

//マウスが移動した
mouseListener.onMouseMove = function() {
   mx = _root._xmouse;
   my = _root._ymouse;
}

//マウスリスナーの登録
Mouse.addListener(mouseListener);

以上にて、マウスの押す・離す・移動時のイベントを取得してきます。Flash MX 2004以降は「onMouseWheel」イベントにてマウスのホイール処理時の情報を取得してくることができるようになっています。

マウスホイールイベントの取得

マウスホイールの取得は、Windows環境のFlash MX 2004(FlashPlayer7)以降でのみ有効です。

mouseListener.onMouseWheel = function(delta) {

}

とすることにより、マウスホイールイベントが発生した場合、イベント引数のdeltaにホイールの数値が入ります。通常は1〜3、-1〜-3の整数値ですが、マウスホイールのスクロールが速くなることで3を超える(または-3以下になる)ことがあります。

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.