背景の指定
背景は背景ウィンドウで指定します。
また、フィジカルスカイの空模様も反映することができます。
背景色を指定
背景ウィンドウで「上半球基本色」「下半球基本色」を指定している場合、
レンダリング時に背景として反映されます。
背景レイヤの雲や海などは反映されません。
レンダリング結果は以下のようになります。
背景のHDRIを指定
背景画像は2:1の比率のパノラマ(Equirectangular)を指定します。
この画像は、hdrまたはexrファイルとしてダイナミックレンジを持つHDRIを指定してください。
また、背景のHDRIは1つめのイメージレイヤのみを使用します。
「投影」は常に「球」として扱われます。
「明るさ」「テクスチャの濃度」「方向」がレンダリングに反映されます。
レンダリング結果は以下のようになります。
フィジカルスカイを指定
無限遠光源の1レイヤ目で「フィジカルスカイ」の「有効 (背景に描画)」チェックボックスをOnにした場合、
背景の上半球はフィジカルスカイの空の描画が行われます。
レンダリング時はOSPRayの光源要素としての「sunSky」が割り当てられます。
「明るさ」「大気」パラメータも反映されます。
また、無限遠光源の「明るさ」と「色」を太陽のパラメータとして使用します。
背景ウィンドウで「下半球基本色」の指定がある場合は、それが地面の色として反映されます。
レンダリング結果は以下のようになります。
夕焼け表現の場合は、「大気」のパラメータを上げていくと空はオレンジ色になっていきます。
以下のレンダリングは、「大気」を3.0としました。