TomcatでのServlet実行環境構築方法
2003.04.04 update.

「Servlet」とは、Java言語で記述されたWebサーバーで動作するCGIのような位置づけです。
サーバー上で動作するプログラムです。
それを実行できるServletサーバーとして「Tomcat」というものが存在しています。

実行に必要なものは、
Javaアプリケーション・アプレットの開発キットであるJava2SDK(J2SE1.4.x)、
Servletサーバー「Tomcat 4.1.x」です。
それぞれをまずインストールしてください。
J2EE1.3.xもインストールしておいてください。

Tomcatのダウンロードサイト
http://jakarta.apache.org/tomcat/index.html

Java関連のダウンロードサイト
http://java.sun.com/

Tomcatで実行用フォルダを作る

Tomcatをインストールしたディレクトリは、以下のような構成になっています。


[Tomcat 4.1]
  +[bin]
  +[common]
  ...
  +[webapps]
      +[examples]
      +[ROOT]
      +[tomcat-docs]
      +[webdav]

例えば、「http://localhost:8080/examples/servlet/HelloWorldExample」のように サーブレットをWebブラウザから実行する場合は、実際のサーブレットのclassファイルは、 「Tomcat 4.1\webapps\examples\WEB-INF\classes\HelloWorldExample.class」に存在することになります。

ここで、実行用のディレクトリを「mydir」として、この中に自分が作ったサーブレットプログラムを収める、とします。
ディレクトリは、以下のように作成する必要があります。

[Tomcat 4.1]
  ...
  +[webapps]
      +[examples]
      +[ROOT]
      +[tomcat-docs]
      +[webdav]
      +[mydir]
        +[WEB-INF]
          +[classes]


このとき、「mydir」のディレクトリ内に、「WEB-INF」ディレクトリ(大文字英字で)を作成します。
さらにその中に「classes」ディレクトリを作成します。この「classes」の中に コンパイル後のサーブレットのclassファイルを置くようにしてください。
次に、「このディレクトリを追加した」ということを知らせるための1つのファイルの修正と、 1つのファイルの追加が必要になります。


上記の設定を行った後、一度Tomcatのサービスを再起動してください。
次は、サーブレットファイルの作成方法に入ります。

Servletファイルの作成方法

まず、Javaアプリの基本的なことですが、 Java(J2SE)をインストールしたディレクトリの[bin]にPATHを通しておいてください。
後は、Tomcatとインストールしたディレクトリに「Tomcat 4.1\common\lib\servlet.jar」 があることを確認してください。

「MyServlet.java」というファイルを作ります。

import java.io.*;
import java.text.*;
import java.util.*;
import javax.servlet.*;
import javax.servlet.http.*;

public class MyServlet extends HttpServlet {

  public void doGet(HttpServletRequest request,
    HttpServletResponse response)
      throws IOException, ServletException {

        response.setContentType("text/html; charset=SHIFT_JIS");
	
        PrintWriter out = response.getWriter();

        out.println("<html>");
        out.println("<head>");

        out.println("<title>Hello World!!</title>");
        out.println("</head>");
        out.println("<body bgcolor=\"white\">");
        out.println("Hello World!!<br>");
        out.println("</body></html>");

        out.close();
    }
}


これは、ただ単にWebブラウザで「Hello World!」と表示させるだけのサンプルです。

コンパイルは、「servlet.jar」をCLASSPATHに加えるようにして DOSプロンプトにて以下のように行います。

javac -classpath "D:\WinApp\Apache Group\Tomcat 4.1\common\lib\servlet.jar" MyServlet.java

これで、エラーなくコンパイルが完了すると「MyServlet.class」が生成されているはずです。
これを、Tomcatの「Tomcat 4.1\webapps\mydir\WEB-INF\classes」に放り込んでください。

後は、Tomcatの起動を確認して、Webブラウザにて「http://localhost:8080/mydir/servlet/MyServlet」と 指定すると、サーブレットが実行されることになります。

Tomcat Webアプリケーションマネージャ

「http://localhost:8080/index.jsp」より開くページにて、「Tomcat Manager」を選択してください。
ユーザー名「admin」・パスワード未記入(デフォルト)にて、管理ページにアクセスできます。
もし、サーブレットが起動しないという場合は、「mydir」がここで実行中かどうか確認してみてください。
falseの場合は、ログファイルにエラー情報が出ているはずです。