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Audacityの標準のエフェクタについて

Audacityの標準のエフェクタについて

「効果」メニューから列挙できるものにて、波形を選択した状態にてその選択部分にエフェクト処理を加えることができます。

ここでは、試しに短い「ドレミの歌」の2小節分に効果を加えることで、どう変化しているのか聞き比べてみます。

オリジナル : no_effect_doremi_20071124.mp3

このときの波形は以下のようになっています。

増幅

音を大きくします。ただし、大きくしすぎると音割れしますので適度に調整する必要があります。

以下のように増幅を3.0(dB)、新しい最大振幅を2.2、クリッピング許可にチェックをいれました。

増幅を加えた : zofuku_doremi_20071124.mp3

このときの波形は以下のようになっています。

オリジナルと比べると、上下に太っているのが分かりますね。この振幅が上または下で切れてしまうまで大きくなると、音割れの現象が起こるようです。ですので、最大限音を大きく、かつ音割れが起きないようにするには、この波形を見つつ音を聞きながら調整していくのがよさげです。

正規化

では、元々音が割れている場合や、増幅しすぎで音割れした場合どうすればいいでしょうか?この場合は「正規化」というのを選ぶことで、丸め込んだ形にしてくれます(ただし、若干音が小さくなるかな)。

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.