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独り言日記(2005/06)

独り言日記

店頭でのオンライン販売(2005/06/26)

自宅のパソコンにて、日付設定してもタイミングが分からないですが24xx年とかになったり時間が飛んだり、いきなりOS再起動がかかったりで実作業がまともにできなくなりました(メールも受信メールログがさっくり消えてしまいました(T_T)。HDDのデフラグでもエラー多いし)。もう10年は使っているマシンですので寿命かな、ということで新規マシン購入を検討するためにアキバへ。

実家帰ったときも使えるように、とノートを選びました。ここで、某店にて「店頭ではキャッシュ(お金)で販売してないんですよ」と言われ、デモ機が並んでいるところの端(これも、どう見てもデモ機)でオンライン登録する、という無謀なスタイルに(^_^;;。(店にて安全に手渡しで商品を買うことができる、という意味が・・・)

後ろには人が行き来しているし、デモ機でネットにつながってるだけじゃね?と思ったのですが、「いや、ネタになるっ!!」というココロの声でやってきました、店頭での個人情報入力&オンラインショッピング。

まず、ディスプレイは横からは見えないようにフィルタされている(携帯電話にあるような斜めから見にくくなる仕組み)のですが、当たり前ですが背後を取られると丸見えです。キーボード打ってる(個人情報を入力している)ときにおばちゃんがちらみしていたのはしっかりキャッチしてます(苦笑)。(わざとキー入力を間違えたり適当に空タイピングして読まれないようにはしたのですが)

一応、セキュリティ上に問題はないかチェックしながら登録してきました。

  • 登録サイトアドレスが不正ではないか
  • https経由であるか
  • 登録の際にクッキーでキャッシュされないか
  • 登録後、ブラウザを閉じているか(クッキーを消去しているか)

このへんはクリアです。しかし、ネット上では暗号化などでしっかりしていてもそもそもの問題として

  • 声をかけた店員が、本当の店員であるかどうかしっかり確認しないと怖い(例えば、店員の制服を着た第三者が近づいてきてフィッシングサイトにて登録させる、ということも「店」という安全に見える雰囲気で騙しやすいのでは)
  • もちろんお客さんが行き来する上での登録なので、銀行のATMよりもはるかに危険
  • もし、デモ機(誰でもさわれる)にスパイウェアを入れられると情報はダダ漏れ

店員さんは、おそらく販売店に常駐しているPC製品会社の方でしょうから質問には的確に答えてくれるのですが、レジを通さない、ということからして悪意ある人が「なりすます」ということも容易だと思います。

最近はクレジットカードにて情報漏れの被害が拡大していますので、ネット経由(途中での傍受)よりも内部からの漏れに慎重にならないと怖いですね。そういう時期ですので、店頭でのオンライン登録は控えたほうがいいと思われるのですがどうでしょう?せめてオンラインショップの登録を行うマシンは隔離するべきかと。

ここで、「クレジットカードでの代金振り込みもできます」とか言ってきたのですが、それを店頭で入力するのはアホですので、断りました(^_^;;。

ぶっちゃけ、アキバ行かなくても自宅からオンラインショッピングしても変わらなかったですね(^_^;;。周りを確認しながらのオンラインショッピングはスリル満点ですが、正直疲れました。

そんなこんなで、しばらく自宅からはまともにネット(というかパソコン自体)を使えない状況ですのでご了承くださいませ。(実はここ最近もマシンが不安定でしたので、まともにさわれてませんでした)

Tiger(2005/06/18)

Mac OS X Tiger(OS X 10.4)を買ってきました。OSを10.4.1にアップデートした後、Xcodeを2.1にすべくダウンロードはじめたら751MB・・・。CD-ROMより多いとは。ロー回線ではつらいなぁ。時間を見つけて4時間くらいかけてダウンロードするしか。

開発では、10.3.x(Xcode1.x)に比べてやはりトラブルがあるみたいですね。

ギリギリ(2005/06/16)

間に合うか否かな微妙な時期に大幅な仕様変更を実施(と言っても、できるだけ納得のいく形にするための自身のゴリ押しなんですが)。私に取ってはプログラムは作品なわけで、なかなか「これでOK!」という引き際が難しいです(^_^;;。むしろ、向上するためには引いたら終わりでしょうね。

う〜む、学生時代に美術の授業で絵を描いていて、いつまで経ってもフン切りが付かないのを思い出しました(苦笑)。

関係ない話ですが、このサイトのTips系がしばし停滞中・・・・。そのまま放置は後ろめたい気もしますので、区切りがついたときにまとめねば・・・。

Shadeの環境光の解析(2005/06/06)

Shadeで環境光のパラメータが無限遠光源にあります。マニュアルには「Phongシェーディング」と書いているのですが、自分のレンダラを比べて見るとどうも挙動が違う・・・

Blinn-Phongの式は以下のが知られています。

H = fabs(L.V)
I = ai + di * (N.L) + si * (H.N)^n

Lは平行光源の逆方向ベクトル、
Nは面の法線ベクトル、
Vは逆視線ベクトル、
Hはハーフベクトル、
aiは環境光の強さ、
diはデフューズ値の強さ、
siはスペキュラ値の強さ、
nはスペキュラの大きさ、

しかし、Shadeの場合は挙動がよくわからなかったので以下のようなレンダリング結果に対して、ピクセルの輝度を取ってみました。

環境光が強ければだんだん白くなっていきます。物体色と光の色は共に白です。また、スペキュラ(si)は0.0にしてます。

ambient平面上の輝度平面上の影の輝度
0.00.690.0
0.10.720.1
0.20.750.2
0.30.780.3
0.40.810.4

平面上の輝度は0.03ずつ増加しているのに対し、影部分は0.1ずつ増加しています。双方共に線形に変化していますが、これでは「ai + di * (N.L)」の式には当てはまりません(正しい場合は、同じ増加量のはず)。環境光のゲタを履かせる部分が単純加算ではないってことですね。

しかし、法則性はありますのでこれをいろいろ試した結果、

v1 = di * (N.L)
v2 = 1.0f - v1
diffuse = v2 * ai + v1

とすることでデフューズの最終的な輝度に関してはShadeと同等になりました。Blinn/Phongの式は決定打ではなくて、あくまで近似なんでこれでいいのでしょうけど・・・

このようによくわからない結果を導き出す場合は、地道な検証でサンプリングを行い、それの法則性を見つけ出して式に適当に当てはめるとうまくいく場合があります。もし、自分でよりよいシェーディングモデルを考案したい場合は、実際の物理空間に形状(コップとかペットボトルとか)を置いて 降り注ぐ光を変化させたり別の要因(たとえば室温など)を加えたりした結果を写真で撮ってピクセルの色合いを計測してみる、で新しいものが見えてくるかもしれませんね。Cornell Boxがそれの産物ですよね。また、カメラを通した場合と実際に目で見た場合でも結果が違いますので、目から見た色に対してRGBを算出できるとよりリアルになる、かなぁ(そんな特技を持ってる方いないでしょうかね)。

Shadeの場合は、スペキュラの挙動も細工されていてブラックボックス化されてます(^_^;;。これも解析してみるかなぁ。

人工知能(2005/06/03)

最近、ちょっと接触があって人工知能を研究している会社と話をしてきました。なんか「データマイニング」を基本とした解析の話でした。データマイニングとは、データベースに学習機能がついたようなものです。ほしい情報を、キーワードを指定して検索してきます。検索エンジンみたいのを想像していただければと(でも、文字列検索ではないです。芋づる式に関係のある情報をひっぱってくる、って感じかな)。

「脳」についての話で盛り上がったのですが、さて、脳自身はどのような構造をしてるんでしょうね?データベースではないと思うのですが、記憶はデータベースっぽいんだよなぁ。「焼き付け」ならニューラルネットが使えそうなのですが、正直、それ専門(人工知能全般を模索している)の企業ってことでうらやましく思いました。

関係ないですが、2chで話題になってたので。想像していることを結構な確率で予測してきます。

http://y.robinb.net/jp

正直、びっくりしました(^_^;;。頭いいねぇ。

システム設計(2005/06/03)

メインの仕事を純粋な開発に持っていこうってことで今年も中盤にさしかかったことですし、これからの計画を練ってます。結構大きめのプロジェクト(規模ということではなくて、長い目で見て長期にわたって息が続くもの)ということで、妄想しながらの設計は楽しいですな。汎用的になるように、半ばOSを設計するみたいに低レベルから積み重ねっています。それと同時に、人に技術を伝えていく(というレベルのものでもないですけど)のも考慮していきたいところです。そろそろ自分ができるキャパは把握できるようになってますし、あまり大それたことはできないので・・・

しかし、団塊の世代がそろそろ現役から卒業されるのに跡継ぎができていない会社が多いと聞きます。ITは若い産業ですので必要ないかと思われるかもしれないですが、そうも言ってられないのかなぁと思ったりします。(50代の現役ばりばりの開発者ってのもいますし・・・しかも若手よりもはるかにエネルギッシュ(<人による)。そんなことを継承できるだけの器がある会社がどれだけあるんだろうか。利益と効率優先で後回しにしたことのツケがこれから跳ね返ってくるのでは、とも思うのですが)

こちらは幸い小規模でやってますので、多少なりとも融通が利きます。ので、いろいろ悩みながら模索できればと思ってます。今後、各企業で教育の重要性が広まっていくといいなぁ。でもすでに、その隙間産業に目をつけてる企業もちらほらいるみたいですね(シルバー層の採用とか)。

本日出た「高齢社会白書」によると5人に1人が65歳以上になったそうな。(私が学生のころはいずれは4人に1人が高齢者となる社会になる、とか言われてたんで徐々に近づいてますね)

社会のシステムもそろそろ変革しないと耐えられないんでないかなぁと感じますね。うちの田舎(これでも大阪)は近所がほとんどが高齢者になってるんで、これも他人事ではなくなってきてます。

ネコ進入(2005/06/02)

家の周りはネコが多いです。ご近所が飼っているのもありますが野良もいます。で、なんか帰宅時に大家さんとこのネコに待ち伏せされてまして、我が家のドアを開けるのを見計らっていたご様子。案の定、ドアを開けると家に入ってきたのですが居座られて大変でした(^_^;;。(ネコはかわいいんで好きですけど・・・人様のにゃんこだしなぁ)

で、すり寄ってくるわ、抱えようにもかみついてくるし(甘噛みなんで甘えてた?)誘導してもいっこうに出る気配がなかったもんで、大家さんにSOSを頼みに。抱えて連れて行ってもらいました。なんか噛みつかれないコツでもあるのかな、大家さんが抱えるとそのままだらんとしてじっとしてたんですが。

うちの近所は東京にしては珍しく田舎雰囲気なんで、そのギャップがたまらなく好きなんですが(未だに大家さん家に訪問して家賃を手渡ししてます)(^_^;;、たぶん数少ない部類なんだろうなぁ。意外とご近所の気配が防犯などにも役立ってるように感じます。

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.