トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

独り言日記(2005/01)

独り言日記

人工無脳(2005/1/29)

ハードディスクをあさっていたら過去の遺物を発見、ってことで昔学生時代に研究していたネタが出てきました(たしか、何かの発表で使ったかな。ファイル日付を見ると1997年なんで8年前か・・・そんな経つんすねぇ・・・)。

いわゆる一人チャットで受け答えしてくれる「人工無脳」というものです。日本語は文節ごとの分離が難しく、このとき構文の本をよくあさっていたなぁ。上一段活用とかカ行変格活用とか、小中学校での国語の勉強が初めて役に立った瞬間でもあります(^_^;;。

でシステムとしては、単語辞書と応答の辞書を持ち、入力された内容により成長・学習していきます。質問に対して即答できるように、単語データベースを結構凝って作った記憶があります。会話というのは流れがあり、過去にさかのぼって学習した内容を引っ張り出す、という行為が発生します。それを無謀にもプログラミングしてしまおうと(苦笑)。

実際、ネット上のチャットは顔が見えませんので、実は話していたと思った相手がすべて人工無脳で、一人で会話していたってなったらそれはそれでSFですね。

と、過去にはいろいろしていたなぁってことを振り返ったりしてます。もう社会に出てしまった現在はなかなか実験的なことは時間的にできませんが、学生時代にあった自由な発想を忘れがちです。今学生な方はいろいろ試行錯誤する時間を大切にしてほしいですね。(研究で食っていけると本望ではありますが(^_^;;)

Wikiの画像部分復旧(2005/1/24)

昔のバックアップを元に、どうにかWiki上の画像と添付ファイルを復旧しました。

また、全ページを凍結しています(Wikiの意味がないのですがご了承を)。

レンダリング走査方法(2005/1/23)

私にとっては「この手があったか」って感じで目から鱗だったんでネタにします(^_^;;。Carraraの体験版を触ったり、デザイナさんが使っているMentalRayを見ると、レンダリングが上から下ではなく、ブロックごとにレンダリングしてるんですね。(ShadeのCALLISTOだと1ラインごとに上から走査だったかな)

で、例えばハイパースレッドが有効な場合、2ブロックずつ処理していってました。セレクティブレイトレの場合、ブロックごとに処理できると大変助かったりします(Zバッファレンダラで1次レイをはしょれるため)。また、ネットワークを使った分散処理の場合は、この1次レイを走査するブロックごとに分けてしまえばいいですね。

ブロックを左上から右下に埋めていくのではなく、最終結果を早く判断できるようにするため、真ん中からとかランダムに位置決めってのも手ですし。(これはMentalRayでやってました)

現在はCarraraのレンダリング方法やパラメータの少なさがツボにはまってます。GIとして、少ないパラメータで比較的良品質の絵が得られるのはいいなぁ。レンダラを作る際のいい参考になりそうです。これで3万円ちょっとなんで、安くなったものですね。

なんだかなぁ(2005/1/21)

Wikiに登録している画像・添付ファイルなどが一部消えてますね。(ちなみに画像・添付ファイルを消したところでWiki側には削除情報が変更履歴としては残らないのですが、別途で履歴はきっちり残ってます)せっかく技術情報まとめてても、これじゃあ意味ないなぁ。

全体を凍結するなり、なんらかの手段を取ることにします。Wikiに対して悪さするスクリプトがあるらしいので、オープンにするってのも仇になりますねぇ。

で、調べてみると連続してアクセスして連続して消した後がありますね。OCN(東京)のユーザの方です。足ついてるぞ、ってことで今後の動きを見つつ、しかるべき対応させていただきます。

ファンタジックチルドレン(2005/1/21)

2chなどでネコミミモードが評判になっていて、まぁ月詠を見てみようとなったわけですが(ネコミミモードってのは月詠のぶっとんだオープニングのことですわ)、その流れで月詠の前番組としてやっている「ファンタジックチルドレン」をおまけ程度で見ていた人は多いはず。雰囲気としては一見して、やる気のない世界名作劇場かと思ったのですが、最近はファンタジックチルドレンのほうが面白くてかかさず見るようになってます(^_^;;。

で、このファンタジックチルドレン、ストーリーが良作(世界観が伝わってくるというか)に感じてるのですが、それを引き立たせるBGMがこれまた良いです。このサントラが出てましたので買ってきました。丁寧に作られているのが伝わるなぁ、生オーケストラなんすねぇ。

絵的にはアニメアニメしてない(一昔前のアニメみたい、デッサンが狂ってたりとか(^_^;;。もしかしたらヘタウマねらってるのかもしれないですが)ので、好みは分かれそうですが、いい意味で裏切られたっすねぇ。やっぱし、ストーリーや世界観は大事ですね。

ファンタジックチルドレンと月詠は、月曜の25:00からテレビ東京でやってます。

名前ランキング(2005/1/19)

珍しい本名の場合、「自分の祖先って昔々はどこにつながってるんだろう?そもそも同じ苗字は日本全国に何家族くらいいるのだろう?」と想いをはせることがあるかと思います。(私の場合は、3世代前までは代々のお墓からたどることはできるのですが、それより上は不明です(^_^;;。なんか、調べる方法(台帳(?)とか)があるみたいですが)

で、便利なサイトもあるもので苗字検索が以下のサイトで可能です。

日本の苗字7000傑「http://www.myj7000.jp-biz.net/

私の苗字は検索できなかったので、以下で探してみました。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/index40.html

28世帯しかいないよ(^_^;;。で、知り合いの珍しい苗字とかで遊んでみると面白いです(笑)。佐藤さん・鈴木さんが上位ですな。地域によって同じ名前とかって、いろいろ歴史があるんでしょうね。

Shadeのwindow_interface(2005/1/19)

某所(というか御本家の掲示板)で書いたのですが、Shadeのwindow_interfaceは使いにくいながら、実は工夫次第でいろんな使い方ができます。

マウスドラッグで落書きできる機能を搭載。

window_interfaceに貼り付けることができるウィジットを使ったり、画像を表示したり(プレビューなど)、スクロール領域を設けたりで一通りは使えるかなぁ。キャラクタエディタ程度なら難なく実装できるかな(なぜ、そんなのを3Dツールに実装するんだ、ってのはナシで(^_^;;)。ただ、プログラムが組みにくいのが難点です。C++の使い方が特殊すぎるのはどうにかならんもんですかねぇ。(モジュール化しにくい構成ですし)

コンテンツ消滅(2005/1/16)

最近、プログラム的話題が少なくて申し訳ないです。知識が偏らないようにその他にも目を向けてみよう、ということで本を読むことが多くなりました。(コンピュータに関係のないのが多かったりしますが・・・精神医学のとか)

で、比較的コンピュータも絡む部分がある「コンテンツ消滅(光文社)」という本を買ってみました。このあたり、私も最近感じていることでして音楽・ゲーム・アニメ分野において、コンテンツ不足が起こっている、ということに対する調査と考察がまとめられています。経営レベル話も多く、結構「へぇ〜」と勉強できる内容でした。最近、青色LEDの話題もニュースになったのもあり、モノヅクリと利益部分での温度差が考えさせられますねぇ。

先行きが心配だなぁという感想で、読んでちとブルーになりました(^_^;;。でも、こういった視点もあるのか、簡単にはいかないんだな、ということでいい参考になりますね。

ANGRA(2005/1/16)

洋楽では今や数少なくなった(?)ヘビメタですが、ANGRA(バンド名です)オフィシャルサイトにて、一部、試聴ではなくてまるまる曲が聴けますね。

http://www.angrajapan.net/

のdownloadから。Carry onとかAngels Cryとか一部の人には懐かしい曲が聴けてラッキーです。ファーストアルバムは実家に置いてきてるので、懐かしいですわ。高音好きな方は、Carry onがおすすめです。

HR/HMを聴かない人でも、意外と「あ、これ聴いたことある」ってのがあったりします。ANGRAも希にテレビのBGMで使われたりしますねぇ。

洋楽のHR/HMの歌詞は、ファンタジーの世界を題材にしたものが多かったりするのですが(古くはHelloweenから)、日本のJ-POPは恋愛ものが多いですね。(といっても、HR/HM以外の洋楽は聴かないので分からないですが)って考えると、文化と音楽の結びつきは、なかなか面白い考察ができそうではありますねぇ。

SSHに対する不正アクセス(2005/1/15)

サーバのログは定期的に監視しているのですが、最近はオーストラリアからのSSH不正アクセスが多いです。root/mail/operatorなど、よくありそうなのを定期的(数秒置き)に発行していることから、おそらくスクリプト的なプログラムかな、と思ってます。ググって見ると、たしかにそのような例はあるみたいですね。

ということで、サーバを保守される場合は「iplog」などで随時監視するようにすること、rootでダイレクトにssh/telnetアクセスできないようにすること、定期的に来る不正なIPが判明したら「iptables」などでシャットアウトすること、定期的にパスワードを変える、などの対策は大切になりますね。

更新が止まっているので、Wikiの情報にもこれらの対策を追加しないといかんですねぇ。

CARRARA体験版(2005/1/13)

ってことで、体験版をいじってみました。天空光が速い、ってのは「補間」処理が速度アップのキーになってそうですね。(補間しなければ、ごくごく普通の速度に)はしょり方とか、勉強になるなぁ。天空光の影がスムーズなのは他に何かテクニックがありそうです(グローバルフォトンを飛ばして、それをファイナルギャザリングしたのをそのまま採用してるのかな?)。

CARRARA(2005/1/13)

仕事場で(デザイナの人が)CARRARA3を買った、ということで操作を見せてもらいました。あなどれない、って感じですねぇ。レンダリングが速い・きれい、というのが衝撃でした(モデリングはあまり・・・らしい)。特に天空光が速いですね。後、面倒なパラメータが少ないのも好評価でした。

私のレンダラでは天空光の反映が遅いので、こりゃいい判断材料になりそうです。体験版もあるので(http://www.carrara.jp/)、ちと触ってみて気に入ったら個人的に購入しようかと思ってます。(私にとってはこれくらいの価格が購入可能範囲なもんで・・・)

フリーゲーム(2005/1/9)

連休中も実は仕事を進めないといけないのですが、気分的に乗らないこともあり、そんなときは外出したり気分転換するようにしています。

ということでそんな夜には、お手軽に気分転換できるフリーゲームの話題でも(無理矢理な展開(^_^;;)。実は結構前にクリアしたので今の三連休でしているわけではないのですが、

「MA−リンク」さんの、「エミュレータNANA」(AVG)

http://www.h2.dion.ne.jp/%7Ema_link/

ドタバタ系のバカゲーかと思ったのですが、なかなかシリアスなテーマが根底にあってよかったです。

「ネオHENTAIFILM」さんの「サイコ・プラトーン」(RPG)

http://www.cmo.jp/users/hentaifilm/

RPGツクールで数時間で終わるRPGを製作されておられます。実は、この方のゲームは大好きでして全作プレイしてたりします(^_^;;。パクりも多くて見た目思いっきりバカゲーなんですが(失礼(^_^;;)、実はものすごくシリアスな内容だったりで、世界観にはまる人ははまるかも。(私自身は武器とかミリタリー的な部分はぜんぜん分からないのですが、それでも勢いが好きだなぁ)ツクールのゲームということで「眼中になし」という方も多いかと思いますが、このあたりはストーリーやCG・BGMがしっかりしてるので無問題っすね(と感じました)。なによりもドット絵がスゲーですので、3Dが流行る前のゲームが好きだった人にはたまりませんです。

で、[SoftCity]とかで昔のゲームをやってみると、今のフリーゲームって結構デキが良いのが多いような気がします(過去の市販モノと比べても。同人だとヘタすりゃ市販よりも楽しめるのがあったりね)。ゲームってCGとか音楽ではなく、「どんだけ面白いか」が大事だと思ってますので(市販でも、もちろんいいゲームもあるのですが)面白さのベクトルが昔とは変化しているなぁと感じています。(極端に言うと、RPGが映画化していたり、アドベンチャーゲームをコンシューマではほどんど目にしなくなったり。ゲーム=CGでもなければ音楽でもなく、ストーリーでもないですので、面白さの判断基準は微妙ではありますが)これって音楽(CD、J-POPとか)の動向と似ているかもしれないですねぇ。(80-90年代のほうが優れているのがたくさんあった・・・と思うのは年を取った証拠(^_^;;?)

逆に個人で(フリーで)出しているほうが、前例にとらわれない違った視点があったりしてゲームとして楽しめたりとか。音楽にしてもゲームにしても、「娯楽」は好みが刻々と変化しますので先を追うのは難しそうでありますね。(そう考えると、今の「遊び」って何が主流なんだろう・・・私のころは、公園で遊んだりザリガニ釣りしたり、だったのですが・・インドア系になるんでしょうか)

ひさびさに(2005/1/6)

誰もが期待していないであろう(^_^;;、携帯写真のコーナーにひさびさに写真を追加しました。

冬のおおいずみ緑地(大阪府堺市)

http://ft-lab.ne.jp/photo/ooizumi2.html

東福寺・泉涌寺(京都伏見稲荷付近)

http://ft-lab.ne.jp/photo/kyoto.html

実は京都のお寺巡りは初詣ついでに元旦にしたのですが、(神社ではないため)人が少なかったです(近くの伏見稲荷大社は初詣でごったがえしてました)。これを撮りながら、「AIR(SUMMER編)っぽい雰囲気だなぁ」と思った私はおもいっきり世界観にはまってますね、すみません(^_^;;。

共依存とバウンドリー(2005/1/4)

親がカウンセリングの勉強をしているのもありまして、また私自身もこのあたりに興味ありましたので(コンピュータをやってなかったら、たぶん福祉かこっち方面を職業に選んでいたかも、というのもありましたので)パソコンが使えない年越しから元旦にかけていろいろ教えてもらいました。「バウンドリー」という単語は知らなかったため、メモ的に記載です。ということで、いつもとは違う話題として「心の話」です。

親子の関係や夫婦の関係で、例えばひきこもりや家庭内暴力(DV)といったものがあります。これは環境や育て方が悪い、と一方的に言われますがそうではなく、「両方とも悪い」ということもありえます。いわゆるコミュニケーション不足というヤツであります。で、なぜ起こるのかと考えると、意外と片方が片方を甘やかしている、という構図が見えることがあります。「共依存」とは、元々はアルコール依存症から発生した単語とのことでよっぱらったオヤジを介抱してしまった結果、2回目も同じ状態を許してしまう、といったことで「甘える」-「介護する」というのが定式化してしまったもの、と言えるかもしれません。ただ、いい依存もありますので微妙もあります(協力しあう「依存」はいい関係ですね)。なぜか相手を包み込まないといけない責任感が生まれ、どちらかが欠けてしまえば崩れてしまう、しかし、そのまま依存し続けると共倒れしてしまう、といった関係を「共依存」といいます(不思議なのは、支える側の立場であっても甘える側がいなくなると穴が空いてしまう・不安定になるんですね)。これはなにも肉親間だけではなく、会社における上司・部下などでも起こりうることです(<私の場合はこっちのほうがメインテーマかな)。

実は、これらは教会の牧師の方のお話なのですが(そして精神病克服では知る人ぞ知る方、だそうな)、精神的にさらに悪化してしまうと、統合失調症や鬱などが起こりやすい環境を作ってしまうことになります。が、実はそうなってしまう人(その予備軍)は最近ものすごい多いとのことです。多かれ少なかれ、誰もが関係病を持っているというのが怖いところ(ですが、1人で生きていかない限りこれは避けられないですね)。すべてはコミュニケーションが問題なんですね、現代的な病気と言うべきかなぁ。精神的に来る、ということは遺伝的なこともあり、実際には直すのは難しい場合もあるとのことです。むしろ、その病気と共存することが大切とも言われています。精神的な異常は、体の防御反応ですので無理に押さえ込むのは良くないです。それが進むと今度は体に支障が出てきますので・・・。いわゆる、人体のセキュリティー(ファイアウォール)ですね。

で、話戻って「共依存の克服」ですが、大事なのは相手の責任部分には関与しない(相手の世話をやかないようにする、過保護にしない)ということです。つまり、「甘やかさない」ってことです。例えば、アルコール依存の話で言うとよっぱらいオヤジは放置プレイ状態にしておき、スルーする(決して嫌みで皮肉らない)、といったことで暗黙の反省・自立を与える、といった感じでしょうか。この自分と相手の境界線を「バウンドリー」と言います。これを明確にすることで、相手だけでなく自分も共依存から抜け出すことで自立する、ということができるようになります、というかそうなりましょう、というのが主旨です(^_^;;。

で、これは実は会社・実社会でもものすごい目にしますね。ネット関係でもありますし、教師・生徒の関係でもありますね。実際は、経営をされる方もコミュニケーションの勉強をされている方も多いらしいですし。人間相手だと、コンピュータのように0/1だけでは判断できませんので、この分野も非常に難しいんだなぁ、というのを実感しました。もちろん、時代と共に対処方法も変わりますので、現在いわゆる「教科書」に書いていることが通用しない事例もあるみたいです(幻聴・幻覚の対処法とか)。

ということで、このあたりのうんちくも気が向いたら日記で書き留めていくことにします。(年明けから重い話題ですみません m(_ _)m)

あ、ようやく東京に戻ってきましたのでメールも受信できるようになりました。こりゃ移動用にノートを新しく買わないといけないですねぇ。

あけましておめでとうございます(2005/1/1)

ちょっと早いですが。現在大阪に帰郷しています。その間は、メールもネットも制限されております。メールはこの期間は一切受け取れませんのでご了承くださいませ(3日ほど前からすでに大阪入りしてますのでメールは確認できてない状態です)。現在、壊れかけのVAIOノートで書き込み中(キー入力であらぬキーが連打される優れものです(^_^;)。

レンダラ面光源のノイズをさらに改善。面光源のサンプリング数10、ピクセルサンプリング5。従来の場合。

改。

ノートなんで質がよくわからんですが。ノイズの制御により、ザラザラ感が減っています。ノイズとは、ランダム性が強いと目に粗く感じられ、一定になると粗く感じない、といった特徴があるように思います。なので一定にするようにする、ということですが「模様(パターン)」が出てしまってはサンプリングの正体が見えてしまいますのでスキャンラインごとのある部分をシャッフルするようにしました(でも、ランダムというわけではありません)。微妙なノイズとパターンのトレードオフですね。

ってことで(?)2005年もよろしくおねがいします。

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.