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クラスを生成_Flash

クラスを生成

関数と同じくfunctionを使用します。

まずは構造体的に使用してみます。

function CDataInfo(num) {
   this.num = num;
   this.str = "";
}

この場合は「CDataInfo」というクラスで、内部変数として「num」「str」を持っています。関数の定義と同じですね。Flash MXでは同じように宣言します。(Flash MX 2004では、classを使用してきちんとしたクラス宣言が可能)

クラスの使用

「new クラス名(...);」でクラスを生成します。

dd = new CDataInfo(10);

この場合、ddというオブジェクトにてクラスを表現します。この段階で「dd.num」には10が入っています。

trace(String(dd.num));   // 「10」と表示される。

dd.num = 12;             // メンバ変数に代入
dd.str = "test";         // メンバ変数に代入
trace(String(dd.num) + " " + dd.str);   // 「12 test」と表示される。

これを使うとC言語で言う構造体を実現できそうですね。

クラスの破棄

「delete」にてクラスオブジェクトを破棄します。

delete dd;

newしたオブジェクトを削除する場合は、deleteを使うとします。ただ、Flashの場合は明示的にdeleteで削除しなくても特にメモリリークするなどの誤動作は起こさないようです。(メモリが確保状態になってるだけ)

Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.