!!!配列を扱う 複数のデータを入れておきたい入れ物を作る場合「配列」として管理します。 これは「Array」クラスにて実装します。 valA = new Array(10); for(i = 0; i < 10; i++) valA[i] = i; この場合、valA[0]には数値の0が、valA[1]には数値の1が・・のように 10個の要素を確保します。 値を取り出すのも、「val = valA[2];」のようにするだけです。 不要になったときに配列要素を削除する場合「delete valA;」のようにして削除します。newしたオブジェクト(Array含む)を削除する場合は「delete」で消せる、と 覚えておいてください。 delete valA; また、配列には数値だけでなく、文字列・オブジェクト(クラスで生成)なども 格納できます。 !!配列の要素数を取得 配列の要素数は、以下のようにlengthを参照することで求まります。 valA = new Array(10); for(i = 0; i < 10; i++) valA[i] = i; len = valA.length; 結果、lenには10が返ります。 !!オブジェクトを配列に入れる 以下のように「Foo」というクラスを作成したとします。 function Foo(num) { this.num = num; this.val = 0; } これを以下のようにすることで、配列としてオブジェクトにアクセスすることが できるようになります。 valA = new Array(10); for(i = 0; i < 10; i++) valA[i] = new Foo(i); valA[0].num = 12; valA[0].val = 24; valA[1].num = 8; valA[1].val = 11; この場合のオブジェクトの削除は以下のとおりです。 for(i = 0; i < 10; i++) delete valA[i]; delete valA; !!2次元配列を実現する Arrayクラスは、1次元配列のみを生成しますので2次元配列以上の場合は少し工夫が必要です。 valA = new Array(10); for(i = 0; i < 10; i++) valA[i] = new Array(20); こうすると、「valA[5][8]」のようにして2次元配列を実現することができます。 この例の場合は「valA[0][0]〜valA[9][19]」までの要素にアクセスできます。 valA[5][2] = 10; valA[6][6] = 7; val = valA[5][2] + valA[6][6]; この場合のオブジェクトの削除は以下のとおりです。 for(i = 0; i < 10; i++) delete valA[i]; delete valA;