!!!配列としてのVector型 Flex3以降にて「Vector」という型が追加されています。 3D表現をする(Graphics.drawTrianglesなど)場合は、引数にVector型を指定しなければいけないときがあるため、 また[[配列|配列を扱う_Flex]]よりも高速アクセスができるため、 配列の入れ物として使用するのもよいでしょう。 たとえば、数値型の要素数20の配列を作成します。 var dat:Vector.; dat = new Vector.(20, true); 宣言としては var 変数名:Vector.<型名>; となります。<>内で指定した型の配列を持ちます。配列(Array)の場合は個々の配列要素に異なった型のものを入れることができるのですが、Vectorでは同一の型のみしかいれることができません。 変数名 = new Vector.<型名>(初期要素数, true); として配列を作成します。 newしたときの第一引数に初期要素数、第二引数にてtrueを指定すると配列のサイズ変更ができない状態になります(falseにすると変更可能)。 これにより、Arrayよりもレスポンスよく処理できる、型チェックが厳密になる、といったことが期待できます。 なお、作成したVectorは配列と同様に[ ]にてアクセスできます。 dat[0] = 10.3; dat[1] = 8.0; dat[2] = 4.1; !Vectorの要素数 var dat:Vector.; dat = new Vector.(20, true); としてVector型を作成した場合、 var len:int = dat.length; にて配列の要素数を取得できます。