!!!独り言日記 !!ゆがんだ写真よりテクスチャを作る(2013/11/22) ひさびさに使えそうなTipsを。 ペイントソフトとしてSAI、テクスチャ加工としてBitmap2Material2(Substance Player)、3DCG応用にShade、とコラボしてみます。 なお、ペイントソフトは自由変形する機能があるツールだとなんでもよいかと。 お題として「写真撮影した画像から3DCG用のテクスチャを作りたいけど、うまく真正面から撮れない場合にまっすぐにしたい」です。 以下のような写真を都内某所で撮ってきました。怪しまれないように、わざわざ警察署の前の歩道橋で人が歩いていないのを見計らって撮ってます。 {{ref_image sai_001_20131122.jpg}} ここのサビ部分をテクスチャ化したい。 自由変形があるペイントソフト(ここではSAI)で、四角形になるポイント4点を目視で探します。階段の場合は、タイルがあったり水平線があったりで把握しやすいですよね。 {{ref_image sai_002_20131122.jpg}} この部分をトリミングしておき、全体を矩形選択します。 そして、自由変形のツールで四隅を引き伸ばして四角形におさまるように移動しましょう。 画像の四隅に目標があうように描画範囲外にポイントを引っぱって調整、が目安になりやすいかと思います。 {{ref_image sai_003_20131122.jpg}} はい、以下のようにいい感じになりました。 {{ref_image sai_004_20131122.jpg}} なお、実際は3次元的には奥行きを考慮しない変形ですので、パースが強いものではそれらしくならないかと思います。写真で矩形にあわせるのは難しい(場合は多々ある)ときに利用できる手段ではあります。 これをSubstance Playerに読み込み(Substance Playerの使い方は[[ココ|tool_Bitmap2Material_Shade_to_Unity]]を参照)。 「MakeItTile Method」でOffset、「Offset Tiling」でX Only、Reliefグループで凸凹具合を調整します。 {{ref_image sai_005_20131122.jpg}} そして、Diffuse/Normalのテクスチャを画像として出力します。 後は、Shadeに読み込んでマスターサーフェスとしてテクスチャマップ。拡散反射と法線マップに割り当てます。 {{ref_image sai_006_20131122.jpg}} これを3DCGに使うと、リアルな汚れができそうですね。 !!続続・Unity 4.3(2013/11/21) Unityのプロジェクトを終了させるときに、よく応答無しになるようになったなぁ。 4.2以前では起きてなかったんですが、、、。 !!続・Unity 4.3(2013/11/15) これもUnity 4.3から発生しだした現象。 Mono起動時に「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません。」と出て、Solutionのツリー部がLoad failedになる現象がたまに出ます。 {{ref_image unity_mono_01_20131115.png}} この場合は、Solutionのツリー部でLoad failedになっているのを右クリックしてポップアップメニューを出し「Reload」すると正常に。 {{ref_image unity_mono_02_20131115.png}} また、原因を突きとめてみようかと思います。 !!Unity 4.3(2013/11/13) 不定期日記で申し訳ないです(汗)。 黙々とTipsを更新しているのですが、ある程度形になってから事後報告で日記に書こうと思ってまして。 Unity 4.3が先日公開されました。 Monoは4.0.1になり、他のウィンドウからMonoに移ったときに日本語IMEがなぜかOnになって全角入力になる問題も直ったようです。 ただ、こちらの環境で1点別の問題が出てました(Win7で確認)。 Mono上で「エディタをスクロールして編集後に保存すると、数行前にスクロールが移動してしまう」 という問題が起きてまして、原因追跡中。 今のところ、UnityのEditor機能で使っているソースのみ? メインメニューの「Tools」-「Options」の「Optionsウィンドウ」で TextEditor-Generalの 「Enable code folding」と 「Folds comments by default」をOffにする、と解決するようでした。 この機能は /* */ で囲まれたコメントやグループになる記載をたたむことが出来る機能になります。 {{ref_image unity_editor_scroll_20131113.png}} Unity 4.3自身は、2D機能も追加されたメジャーバージョンアップレベルではあります。 これから、2DのFlashみたいなゲームも増えてくるかもしれませんね。