!!!シンボルとは Flashにおいて、1つのグルーピングの単位を「シンボル」と言います。 アニメーション(単なる移動や拡大縮小も含む)するには、個々の要素が シンボルに変換されている必要があります。 シンボルには以下の3つの種類があります。 !ムービークリップ アニメーションの可能な画像要素です。 このムービークリップ単位でも個別にアニメーション設定することができます。 ムービークリップごとに個々のタイムラインを持っているともいえます。 また、ActionScript内で[[ムービークリップを自動生成|ムービークリップの複製_Flash]]することも可能です。 !ボタン マウスが押された・通過したなどのマウスイベントが発生したときの アクションを定義した「ボタン」です。 ボタンの要素としてムービークリップを配置することにより、 ボタン自身を常にアニメーションしつつボタンが押されたらアクションを起こす、 といったことも可能です。 !グラフィック メインのフレーム動作に同期する点がムービークリップと異なります。 この「グラフィック」でもアニメーションを行う要素を作ることができます。 !!シンボルの一覧を見る 「[[ライブラリ|ライブラリ_Flash]]」ウィンドウにてシンボルの一覧を見ることができます。 アニメーションは、タイムライン上でこのシンボルを動かすことによって実現する、とも言えるかもしれません。 !!既存のシェイプをシンボルに変換する 既存のシェイプ(塗りつぶしなどの要素)をシンボルに変換するには、 シンボル化する要素を選択した後に、マウス右クリックで出すポップアップメニューより「シンボルに変換」を選択します。 !対象となる要素を選択 {{ref_image flash_symbol_20040708.png}} !ポップアップメニューより「シンボルに変換」を選択 {{ref_image flash_symbol2_20040708.png}} !「シンボルに変換」ダイアログ {{ref_image flash_symbol3_20040708.png}} 「シンボルに変換」ダイアログにて、シンボル名称・シンボルの種類(ムービークリップ・ボタン・グラフィック)・基準点の位置を指定します。 基準点は、3 x 3のグラフィックをクリックすることで位置を変更できます。 「詳細」ボタンを押すことにより、ActionScript時の名称など より詳しい設定を行うことが可能です。 以上により、選択されたシェイプがシンボル「球」(グラフィック)に変換されているのがわかります。 {{ref_image flash_symbol4_20040708.png}} ドキュメントウィンドウにて、青枠で囲まれてグルーピングされているのがわかるかと思います。 また、「[[ライブラリ|ライブラリ_Flash]]」ウィンドウにシンボルとして「球」が追加されています。