トップ 一覧 検索 ヘルプ RSS ログイン

独り言日記(2009/12)の変更点

-!!hdrによるIBLだけでハードエッジの影を出せるのか(2009/12/29)
-
-ちょっと気になったので実験。
-光源として背景のIBL(hdrファイルを割り当て)だけとします。
-hdr画像にて強烈に強い光(太陽光など)がマッピングされているとすると、
-普通に考えると影のエッジがはっきり出るはず。
-{{ref_image hdr_img_20091229.png}}
-計算で出した空をhdrに吐き出してレンダリングしたのですが、どうもはっきりとした影が出なかったので一番明るい部分付近を100倍して極端な差が出るようにしました。
-光量としては、明るいところ(太陽の中心部)と暗いところ(空の青色の部分)の差は1000倍ほどあります。
-これくらいの光量の差があるとパストレレンダラはノイズが多く発生するので収束しにくく、嫌がらせシーンになりますね。しかし、カメラで太陽を撮影できるのだろうか。そんなことをするとカメラがぶっ壊れそうな気がしてますが(^_^;。
-
-Shadeでパストレレンダリング。
-{{ref_image shade_GI_20091229.png}}
-そんなにはっきりした影じゃないですね。
-
-純粋なパストレにてレンダリング。リファレンスとしては使えるはず。
-{{ref_image sr_GI_20091229.png}}
-若干影のエッジが分かりやすく出てますが、結果は似たり寄ったりかもしれません。
-hdr上で太陽になる部分の明るさをもっとあげてみたりしたのですが あまり変わりはありませんでした。
-
-現実の世界ではもっとはっきりと影部分にてハードなエッジができると思うのですが、パストレだけでは足りない何かが欠けているか、もっと太陽に値する部分の面積を小さくしたほうがよいのか、、、。いずれにせよ、太陽の表現では平行光源を添えておくほうが無難ではありそうですね。
-
-計算で作った偽hdrだとさすがに写真から作ったものにはかなわないのか、光源としてはいまいちな感じ。そう考えると、やはり実際の写真の力は偉大です。
-ですが、物理的には撮影不可能なフルレンジの幅を持てるので、何かシミュレートに使えるかもしれませんね。
-